人間ドックの流れ

人間ドックの流れ

1.受付

受付

問診票・尿・便潜血検査の検体のお受け取り、当日お申し込みのオプション検査の確認をいたします。
また、検査等のご質問には、専門スタッフがお答えさせていただきます。

2.着替え

検査着に着替えていただきます。
Tシャツ等のなにもついていない下着、靴下は着ていてもかまいません。上から検査着を着てください。
金属・ボタン・ファスナー・アクセサリーの付いているものはお取り外しいただきます。

3.血圧・脈拍測定

血圧は2度測定します。血圧が高い・脈拍に乱れがある場合、後ほど再測定させていただく場合があります。

4.血液検査

一回の採血で、約15ccの血液を採ります。不安がある場合は看護師に申し出てください。
オプションの腫瘍マーカーや甲状腺検査は、この時同時に血液を採って調べます。

5.胸部X線検査

肺や心臓等の状態を調べます。放射線技師の声掛けにあわせ、大きく息を吸い込んで止め撮影します。
妊娠中の方は、受けられませんので事前にお申し出ください。

6.腹部超音波検査

「超音波」を使って、お腹の上から肝臓・胆嚢・腎臓・膵臓・脾臓などの様子を調べます。
お腹にゼリーを塗り機械をあてます。痛みもなく、副作用もない安全な検査です。
妊娠中の方も受けられる検査です。

7.身体計測

自動測定器を使用して、身長・体重・体脂肪等を同時に計測します。体の中に金属版が入っている方や、ペースメーカーを使用している方は、検査スタッフにお申し出ください。

8.視力測定

視力測定

裸眼・矯正視力を測定します。 めがねやコンタクトレンズ使用の方は、検査スタッフにお申し出ください。

9.聴力測定

左右の耳の聴力を測定します。 初めての方は、わかりにくい場合がありますので、不安なときには検査スタッフにお申し出ください。

10.安静時心電図

安静時心電図

仰向けで横になり検査します。リラックスして手足の力を抜きましょう。心臓から出る弱い電流の変化を記録して、心臓の様子を調べます。
負荷心電図は、寝た姿勢ではなく、歩く・走るなど体に負荷をかけて、負荷がかかったときの心臓の様子を調べます。

11.肺機能検査

スパイロメーターという器械を使って、肺の働きを調べます。大きく息を吸って、思いっきり吐き、そのデータを分析します。
肺の機能は、性別や年齢、身長等によって予測される値が異なります。

12.眼圧・眼底検査

眼圧検査は、眼の病気の緑内障の早期発見のために行います。眼底検査は、眼圧が上がらないタイプの緑内障の早期発見や、動脈硬化・高血圧・糖尿病等による血管の変化を調べることができます。

13.胃X線検査

食道や胃・十二指腸の様子を調べます。発泡剤とバリウムを飲んで撮影します。放射線技師の声にあわせ、体の向きを変えていきます。
検査終了後は、バリウムを早く体外へ出すため下剤を飲みますが、その時水分も多めに摂るようにします。トイレに行きたくならないときは、お早めに検査スタッフにご相談ください。
また、妊娠中の方は受けられません。

14.昼食

午前中の健診が全て終了しました。
眺めの良いお部屋で、ゆっくりと昼食をお召し上がりください。

15.診察・結果説明

医師の診察と同時に健診の結果説明をします。
データやフィルムを見ながら、お一人ずつ個別に説明させていただきます。

16.栄養・保健相談

必要時、管理栄養士や保健師が健診事後相談をさせていただきます。生活習慣病予防のため、ドックの結果を参考に、望ましい食生活や日常生活のアドバイスをいたします。