日本人のがんは年々増加傾向にあり、昭和31年以降死亡原因の第1位を占めています。ただ、その中でも長年罹患率トップを続けた胃がんはその座を肺がんに譲り、最近では男女ともに年々減少傾向にあります。しかも診断技術の進歩によって半数以上の方が早期胃がんで発見され、よく治るがんになってきました。
ただし、現在でも胃がんの罹患者は年間10万人程度おり、年齢を重ねるごとに患者数は増加します。胃がんは早期に発見されると90%以上の確率で完治すると言われますが、進行がんで発見されると完治率は早期がんの半数になってしまいます。
胃内視鏡検査を受けると「胃・十二指腸潰瘍」「胃炎」「胃ポリープ」などが見つかりますが、最も重要なのは早期の胃がん・食道がんを発見できることです。
非常に早期の胃がんは、胃を切ることなく内視鏡的に切除することができる場合があり、負担の少ない治療方法として注目されています。
●胃内視鏡検査は大変だから嫌だと思っていませんか?
胃内視鏡検査は飲み込むとき大変だと思っている方が多いですが、最近の胃カメラに使用するファイバーは非常に細くしなやかです。
総合健診センターでは平成18年から、「鼻からの胃カメラ」を実施しています。のどをファイバーが通るときの違和感がないため「非常に楽だ」と好評です。
●何故鼻から?
話しができ、呼吸が楽で、検査に対する不安感や恐怖感が軽くなり、安心して検査を受けることができます。しかも検査後すぐに食事をしたり、車の運転をすることができます。
「バリウムが苦手で飲めない」「胃X線検査後の下剤が苦手」で胃の検査そのものを敬遠している方にも最適な検査です。
